中日ビル生まれ変わって竣工式

2023.8.3

2021年2月から工事を進めていた中日ビルは、建物が完成したとして8月1日に関係者を集めて竣工式を催しました。低層部の商業施設を含めた全面開業は24年春を予定しており、今後テナント内装工事が本格化することになっています。

竣工式には、竹中工務店をはじめとした工事関係者ら、共同事業者中日新聞社の役職員、私たち中部日本ビルディングの役職員、合わせて60人ほどが参列。熱田神宮の神職による厳粛な神事を通して、工事を終えたビルの末長い繁栄を祈願しました。

社長の井戸義郎は報道各社の取材に「街全体のにぎわいをつくりだせるような、生き生きとしたビルにしていきたい」と決意を新たにし、「開業を楽しみにしていてください」と広く呼び掛けました。

  • 竣工式の神事に臨む関係者ら
  • 竣工式を終え、報道各社の取材を受ける井戸社長
  • 定礎箱に納める品を確認する(左から)井戸、大島社長、竹中工務店の竹中統一名誉会長、佐々木正人社長

定礎式は竣工式に先立ってビル北東エントランスであり、竹中工務店の佐々木正人社長、中日新聞社の大島宇一郎社長らが井戸とともに出席しました。

大島社長は「新聞社、ビル社の繁栄を希求して、永久不朽の礎石を鎮定する」と定礎の辞を読み上げました。わが社の全役職員名が記された銘板のほか、1日付の中日新聞朝刊と中日スポーツ、ビルの設計図面、パンフレット、現行の紙幣・貨幣を定礎箱に収容。所定の場所に取締役の市村俊光が慎重に納めました。


壁面と同じ御影石でつくった定礎板は縦62センチ、横88センチ。大島社長自らしたためた「定礎」の文字が「2023.7」の竣工年月とともに掘られています。

御影石の定礎板をはめ込む職人さん